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やわらかシリーズ
病院や介護現場で起きていることをご存知ですか?
やわらか食は実際の介護現場の状況や、食事介助に苦労されている方々の声を元につくられた商品です。
以下の話は、両親の介護に携わった、MFS代表取締役の松島の、実際の体験談になります。
「創業時から、高齢者社会に向けての介護食の必要性を考慮していました。しかし私の母親は病院で食事介助中、看護師さんが他のナースコールで目を離した隙に喉を詰まらせて、1週間後に他界してしまいました。
父親も医師から、何か口から食べると良いのだがと言われましたが、当の医師は何が食べられるかの答えは持ち合わせておりませんでした。結局胃瘻となり、足の切断となって他界しました。
創業当時からお客様から介護の苦労をお聞きし、やわらかい食事は切実なご要望をいただいていました。しかし、自分の両親にも必要なのにもかかわらず、世の中には存在していなかったのです。やわらかい食事があれば、喉を詰まらせることもなく、口から食事することもでき、元気な生活ができていたのではないかと思います。」
また在宅介護の現場では、以下のような現状がありました。
「朝はオムツを替えて、朝食の準備をします。普通の介護食は食べてくれないので食事介助に2-3時間かかります。後片付けをして、昼食の準備をして、また食事介助に2-3時間かかります。
その後オムツ交換して買い出し、夕食の準備をして食事介助に2-3時間、そして入浴介助です。一日中こんなことを繰り返していると、クタクタです。」
「なんとかしてほしい」それが在宅介護をしている切実なお客様の声でした。
MFSやわらか食は、食事の準備、食事介助など食べることについて、介助者には時間と心のゆとりを、食べる人には食べられる幸せをお届けし元気になってほしい、と思っています。
やわらか食の技術と特徴
やわらか食に使われている技術は、広島県の凍結含浸法という特許技術です。酵素の作用で食物を軟化させる、食事支援食の製造技術です。
発表になった時には、広島県へ300前後の問い合わせが大手企業からもあったそうですが、大量生産技術を確立したのは、現在でも弊社を含めて数社となっています。
やわらか食の特徴は以下になります。
- 噛む力や飲み込む力が弱くなってきた人でも、食べることができます。
- 加熱時間が少なく栄養価のロスが小さいので、普通より少ない量でも栄養摂取が可能です。
- 見た目も形そのもので食欲がわきますし、食事介助の時間も大きく短縮されます。
高齢になると、食べることと排泄することに問題が出てきます。しかし、食べることは人生最後の楽しみとも言えますし、それは失ってほしくない。やわらか食には「食べて元気になってほしい」という想いが込められています。
MFSやわらか食3つのこだわり
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1風味・栄養
そのまま酵素の作用で食物を軟化「凍結含浸法」で、栄養価が失われない! -
2体内循環を
トータルサポート腸内ビフィズス菌を増殖!
1食分あたりガラクトオリゴ糖2.5g使用 -
3見た目から
美味しそう!
彩り・風味はそのまま、歯茎でつぶせるやわらかさ
「凍結含浸法」の食材は、やわらかく栄養価の損失が少ないことが特長です。
また、タケノコのような硬い食材でも、はぐきでつぶせるほどのやわらかさを実現し、誤嚥の回避が期待できます。
衝撃のやわらかさ!
バナナでもつぶせて、
栄養価そのまま。
凍結含浸法とは?
酵素の作用で、食物を軟化させる食事支援食の製造技術です。
※凍結含浸法は広島県の特許技術です。特許番号:第3686912号
お客様の声
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M.Fさん(女性)
父のために使わせて頂いていますが、母も年をとりやわらかい料理など出来ないとヒステリーをあげていましたが、このお弁当のお陰で随分平常心に戻ってきたようです。本当に助かっています。
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H.Kさん(女性)
(母への食事づくりが、)今までは、同じようなメニューばかりになってしまっていましたが、(MFSやわらか食は)毎日メイン料理があり、自分では調理できなかったものを食べさせてあげられています。カロリーも表示してあるので、助かっています。
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スズ子さん(女性)
主人がむせやすいのですが、むせる回数が少なくなりました。味も美味しいと喜んでいます。
体内の循環をトータルでサポート
MFSやわらか食には、1食あたりガラクトオリゴ糖2.5g使用しております。
ラクトオリゴ糖は2.5g/日の摂取により、腸内のビフィズス菌の増殖を促進させ(*1)、5.0g/日の摂取で排便回数の増加が認められています。(*2)
*1 「腸内細菌学会誌18:25-35,2004」より
*2 「日本食品新素材研究会誌6(2):55-66,2003」より
※ヤクルト薬品工業株式会社のガラクトオリゴ糖を使用しています。
「美味しそう!」にこだわりました
介護する人の負担を減らすこだわり
7種類作っていた介護食のうち3種類をMFSやわらか食でカバー!
これまで7種類作っていた介護食のうち、3種類をMFSやわらか食でカバーすることで、調理の後片づけの手間がはぶけます。彩り・風味が自然そのままなので、食べる元気も湧いてきます!
ミキサー食対象の方もご利用できる場合がありますので、ぜひ一度お試しください。
>>MFSやわらか食 お試しセット(6食)
この表は、日本摂食・嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2013と、一般社団法人日本健康・栄養システム学会「施設入居者に対する栄養管理、口腔管理のあり方に関する調査研究」、介護保険施設における摂食・嚥下機能が低下した高齢者の「食べること」支援のための栄養ケア・マネジメントのあり方に関する研究を基にMFSが作成した表です。詳細は、学会分類2013本文、報告書をご覧ください。
「介護する側」も「介護される側」も、メリットたくさん!
やわらか食で栄養だけでなく、食べる楽しみを
栄養・形そのまま、酵素の作用で食物を軟化させる「凍結含浸法」でお作りしております。
私たちMFSは、食事制限には欠かせない厳正な計量調理と安全性を大切にしたお食事をお送りいたします。まずは、お試しセットをご利用ください。